羽後町のおすすめカフェ・喫茶店8選!古民家カフェやレストランも紹介
秋田県雄勝郡に属する羽後町(うごまち)は、雄大な自然が感じられるのどかな街で、子育て世代からも人気のエリアです。町内にはおしゃれなカフェやレストランも多くあり、ゆったりとした時間が過ごせます。
そこで今回は、羽後町でおすすめのカフェや喫茶店を厳選してご紹介します。店舗の詳細やおすすめメニューなども紹介しますので、お出かけの際はぜひ参考にしてみてください。
目次
羽後町でおすすめのカフェ5選
羽後町には古民家カフェが多く、お店独自のメニューや雰囲気を楽しむことができます。
ここでは、羽後町でおすすめのカフェを5つご紹介します。
cafe&kitchen ゆきのき
2023年4月にオープンした一軒家カフェ「cafe&kitchen ゆきのき」は、木の温かみが感じられるこだわりの店内が魅力です。中でも絶品ランチと本格スイーツは、何度も足を運びたくなる味わいと評判です。
特に、「ゆきのきのローストビーフランチ」は定番メニューとして高い人気を集めています。低温調理で柔らかく仕上げたローストビーフと、自家製のソースが絶妙にマッチした、こだわりの一皿。
また、都内やイギリスでの修行経験があるパティシエが作るスイーツも人気です。一杯ずつハンドドリップで入れるコーヒーとの相性も抜群で、多くのリピーターに支持されています。
住所 | 秋田県雄勝郡羽後町杉宮字大門67 |
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営業時間 | 11:30~17:00 |
定休日 | 水・木 |
ホームページ・SNSなど | ゆきのき 羽後町 カフェ(@yukinoki_cafe) |
茶房 Sen(せん)
「茶房 Sen(せん)」は創業100年以上の老舗和菓子店が手がけるカフェです。かき氷やお菓子、自家焙煎のコーヒーや抹茶などが自慢のお店です。
空き家を改装して作られた店内は広々としており、アットホームな雰囲気が感じられます。テーブルクロス代わりの帯や藍染布がおしゃれで、どこか懐かしさがありながらも優雅な時間を過ごせるのが魅力です。
夏の暑い時期には、かき氷を食べる方も多く、自家製のシロップや白玉など、細部までこだわりが感じられるかき氷は絶品と評判です。
住所 | 秋田県雄勝郡羽後町西馬音内堀回塩出山1-15 お菓子の泉栄堂・建物奥 |
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営業時間 | 10:00~なくなり次第終了 |
定休日 | 不定休 |
ホームページ・SNSなど | https://www.facebook.com/wakagaerimanju/ |
Bon Cafe(ボンカフェ)
道の駅うご端縫いの郷の中にある「Bon Cafe(ボンカフェ)」は、立ち寄りやすい立地と、のんびりとした雰囲気が魅力のオープンカフェです。エスプレッソマシンで抽出する特製ブレンドコーヒーをはじめ、モーニングやランチなど豊富なメニューを楽しめます。
お替わり自由のオリジナルコーヒーや、ラテアートを施した本格エスプレッソなど、こだわりのコーヒーが人気です。さらに、コーヒーが苦手な方にも嬉しい紅茶メニューも用意されています。
産地直送の食材を使用した絶品のフードメニューと一緒に、ぜひご堪能ください。
住所 | 秋田県雄勝郡羽後町西馬音内字中野200 |
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営業時間 | 9:00~16:00 |
定休日 | 1月1日 |
ホームページ・SNSなど |
道の駅 うご 端縫いの郷 (hanuinosato.jp) 道の駅うご「端縫いの郷」 | Ugo-machi Ogachi-gun Akita | Facebook 道の駅うご「端縫いの郷」(@michinoekiugo)さん / X |
阿専
山あいの羽後町田代地区にある「阿専」は、カフェ兼農家民宿です。国登録有形文化財である阿部家住宅を改装した店舗で、明治中期の建築と伝えられている主屋では宿泊もできます。築140年以上の歴史と豊かな自然を感じられる、落ち着いた場所です。
土間スペースで楽しめるカフェは、カレーやオムライスなどフードメニューも充実。たっぷりの野菜を使用した身体に優しい料理は、リピーターにも人気です。こだわりのコーヒーやケーキ、日替わりメニューなどもあり、遠方からも訪れる人が多い古民家カフェです。
少し日常から離れて、のんびり過ごしてみたい方にもおすすめです。
住所 | 秋田県雄勝郡羽後町田代字尼沢140 |
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営業時間 | 11:00~15:00 |
定休日 | 木・金(臨時休業有・冬期休業有) |
ホームページ・SNSなど |
阿専 (asen-abe.wixsite.com) 阿専asen | Facebook |
yado & kissa UGO HUB(うごはぶ)
2020年4月にオープンした「yado & kissa UGO HUB(うごはぶ)」は、宿泊・飲食・レンタルスペース・起業支援の4つの機能を備えた複合施設です。
これからの地方都市の未来を担う子どもたちの「やりたい」「挑戦したい」を叶えることをミッションに運営されています。
カフェでは、日替わりでオーナーが変わるのが最大の特徴です。レギュラーメニューに加えて、毎回違うメニューが楽しめます。
県内でも珍しいジャンルのメニューに出会えることもあり、その都度訪れる楽しみも魅力です。カフェ以外でもさまざまなイベントや出店があり、県外から訪れる方も多くいます。
住所 | 秋田県雄勝郡羽後町西馬音内字本町19 |
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営業時間 | 11:00〜16:00 18:00〜22:00 |
定休日 | 火・水 |
ホームページ・SNSなど | UGOHUB公式サイト |
羽後町でおすすめのレストラン・ラーメン店3選
羽後町には、カフェだけでなく、魅力的な食事を提供しているレストランやラーメン店もあります。
ここでは、羽後町でおすすめのレストランやラーメン店を3つ紹介します。
道の駅うご 端縫いダイニング(はぬい)
「道の駅うご 端縫いダイニング(はぬい)」は、道の駅内にあるセルフ式の本格そばダイニングです。農産物直売所に毎日届く新鮮な食材を使用しており、生産者の顔が見える点が魅力です。
羽後町名物の西馬音内そばは200年以上の歴史があり、手打ち・手切りの自家製そばは、伝統が感じられます。その他、黒毛和牛羽後牛や四季折々の田舎ごはんなど豊富な小鉢メニューが用意されており、自分好みの献立を味わえます。
揚げたての天ぷらや土日祝日限定メニュー。またそばのテイクアウトも人気です。80席ほどある店内には、幼児イスもあり、老若男女みんなで一緒に楽しめるレストランです。
住所 | 秋田県雄勝郡羽後町西馬音内字中野200 |
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営業時間 | 11:00~ラストオーダー平日16:00 土日祝日16:30 |
定休日 | 1月1日 |
ホームページ・SNSなど | 道の駅 うご 端縫いの郷 (hanuinosato.jp) |
農家キッチン あるもんで
羽後町の山間部である田代地区にある「農家キッチン あるもんで」は、田代地区のお母さん方が中心となって運営する郷土食レストランです。週末限定の営業ですが、羽後町の山で採れたものや旬の食材をふんだんに使用した献立を求めて、多くの人々で賑わっています。
国産の食材や手作りの調味料などで丁寧に作られた「心づくしランチ御膳」はコストパフォーマンスもよくおすすめです。季節の移り変わりに合わせてメニューが変化していくのも、楽しみの1つです。
また、営業場所の旧長谷山邸は明治15年建築の豪農のお屋敷で、食事以外にも見どころがたくさんあります。レストランとして使用している座敷以外も見学でき、敷地内には別途拝観料が必要ですが、美術館もあります。
住所 | 秋田県雄勝郡羽後町田代梺71 旧長谷山邸1階 |
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営業時間 | 5月~11月の土・日(積雪状況により変更あり) 11:00~15:00 ラストオーダー14:00 |
定休日 | 月・火・水・木・金 |
ホームページ・SNSなど | 農家キッチンあるもんで Japanese Farm Kitchen Almonde | Facebook |
BASSOどりるまん 蔵しこ
「BASSOどりるまん 蔵しこ」は店名の通り、蔵の中にあるラーメン店で、広々とした空間にはテーブル席とカウンター席が設けられています。ラーメンだけでなくお酒も楽しめ、おしゃれで落ち着いた雰囲気です。
中華ソバやつけ汁ソバなどのレギュラーメニューの他に、その日だけの限定メニューやタイミングによっては出来たてのトッピングが食べれるなど、ラーメン好きにはたまらない楽しみがあります。
自家製の麺と旨味の強いスープの組み合わせは、また食べたくなる味わい。また、有名製麺所が製作する乾麺を使用した、稲庭中華蕎麦も人気です。
県外から食べに来る方も多く、時間帯によっては行列になることもあります。週末は朝ラーメンが提供されており、さまざまな楽しみ方ができるラーメン店です。
住所 | 秋田県雄勝郡羽後町西馬音内字本町109 |
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営業時間 | 月・火・水・木・金 10:00~15:00 土・日・祝日 7:00~15:00 |
定休日 | 不定休 |
ホームページ・SNSなど |
BASSOどりるまん商店(@BASSO_UGOMACHI)さん / X BASSOどりるまん商店(@basso_ugomachi) • Instagram写真と動画 |
羽後町の特徴や独自の魅力を紹介
羽後町はカフェやレストラン以外にも、さまざまな魅力がある町です。ここでは、羽後町の特色や暮らしを解説します。
「緑と踊りと雪の町」がキャッチフレーズの町
羽後町は「緑と踊りと雪の町」がキャッチフレーズの町です。秋田県南部の周囲を山に囲まれた羽後町は、日本の原風景である茅葺屋根の民家と田園が広がっています。自然豊かな環境で、まるでタイムスリップしたようなのんびりとした時間が流れています。
冬になると、平野部でも1メートル以上の積雪があり、県内屈指の豪雪地帯としても知られてます。山間部においては、積雪量が2~3メートルに達します。道路は除雪されますが、家の前や屋根の上などの雪かきは人間の仕事です。近隣住民が協力しながら行う雪かきや雪下ろしは、羽後町の冬の風物詩の1つでもあります。
「西馬音内盆踊り」で知られている
羽後町の名物として「西馬音内盆踊り」が挙げられます。毎年8月16日~18日に開催されており、大日本三大盆踊りにも数えられている大規模なお祭りです。700年以上の歴史があり、ユネスコ無形文化遺産にも登録されています。
お祭り期間の3日間には、毎年約10万人以上もの観光客で賑わいます。大胆な躍動感と、流れるような優雅さの対比が感じられる踊りには、伝統的な美しさがあります。
特に西馬音内盆踊りの中でも、「編笠」と「彦三頭巾」の被り物が特徴です。目元が大きく空いた袋状の彦三頭巾はインパクトが大きく、亡者踊りとも呼ばれています。
特産品も豊富
羽後町は特産品も豊富で、食の宝庫とも言われています。お米や牛肉はもちろん、野菜の栽培も盛んに行われており、地元のカフェやレストランでも多く使用されています。
特に、羽後町産のあきたこまちは良質なお米として人気です。出羽丘陵から湧き出る美味しい水と、家畜の有機肥料を使用して栽培されています。炊きたてはもちろん、冷めても味が落ちず、和洋中どんな料理にも相性が良いと評判です。
また、限られた生産者しか飼育していない、貴重な黒毛和牛の羽後牛も有名です。年間わずかしか出荷されないため、県外ではなかなか出会えません。羽後牛の中でもA4ランク以上のものは「うご牛」と名付けられ、秋田県内で即完売するほどの人気があります。
羽後町は古民家カフェが魅力のエリア
羽後町は、自然豊かな土地で美味しいものもたくさんあります。冬になると雪が多く降りますが、それも季節の楽しみです。都会の喧騒から離れて、のんびり暮らしたいと移住を考える人にも人気の町です。
また、このような環境を活かした古民家カフェもたくさんあります。昔ながらの農家や一軒家、蔵などを改装して作られたカフェやレストランでは、店ごとのオリジナリティを感じながら、普段とは違った時間を過ごすことができます。
魅力がたくさんある羽後町に、一度訪れてみてはいかがでしょうか。